内容説明
誰にも愛されず、自分の居場所もない…。複雑な家庭事情を抱え、虚しさだけを胸に生きる高校生の鈴音は、ある夜、路上で歌う拓登と出会う。拓登もまた心に傷を負っていた。なぜか彼にだけは心を開き、悩みを打ち明ける鈴音。拓登と過ごす時間こそが鈴音の居場所になっていくが、やがて鈴音は別れを選んで…。
著者等紹介
reY[REY]
大阪在住の2歳の女の子の母。第2回日本ケータイ小説大賞にて「大賞」受賞作の『白いジャージ』シリーズは、単行本の累計44万部突破という大ヒット作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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