内容説明
16歳の夏の終わり、蒼は母が倒れたことで、2年半の期間という約束のもとに、アメリカの両親のもとへ旅立つことに。しかし、そこで知ることになったのは、蒼と絢音が絶対に結ばれることがないという、悲しい運命だった…。事実を知った2人を支える遊也。そして、蒼の人生を180度変えることになる、沙羅。蒼の帰国の約束が果たされぬまま、2人はすでに大人になろうとしていたが…。胸を打たれる初恋物語、完結。
著者等紹介
白いゆき[シロイユキ]
東京生まれ、東京育ちの20代女性。『逢いたい…キミに。』(スターツ出版刊)で小説家デビュー。日本ケータイ小説大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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𝕄𝕚𝕫𝕦𝕜𝕚
5
悲しい出来事をたくさん乗り越えて、最後ようやく絢音と蒼が結ばれてよかったです。大人に振り回されてばかりの2人でしたが、お互いを想い合う強い絆に感動しました。こんなにもひとりの人のことを愛せたら素敵ですね。個人的に遊也くんが1番好きです(^^*)あとがきの――どんなに悲しく、苦しくても、過去を、思い出を味方に変えて、幸せな未来を信じて、どうか負けないでください。かけがえのない命を、二度とない今を大切にして、あきらめずに、頑張って……。――という白いゆきさんの言葉がとても心に響きました。2015/10/30
Nori
1
幼なじみの恋物語。上巻と同様に怒涛の展開が続きながらもしっかりハッピーエンド。2022/10/31