内容説明
旅行のこと、お酒のこと、そして離婚のこと…。カモが綴る、喜怒哀楽てんこ盛りの爆裂エッセイと、ばらっちが描く強烈まんが、最後の競演!?犬も喰わない夫婦喧嘩を、紙面で堂々と繰り広げるアッパレ(元)夫妻の傑作集、ここに終結。
目次
カモのもの申す
とりあたま家族
吐血
リメンバー・サイバラ
やさぐれひとりあるき
走馬灯のように
吐血大脱走
四十にして迷わず
著者等紹介
鴨志田穣[カモシダユタカ]
文筆家。64年7月、神奈川県川崎市生まれ。5歳の時に父の転勤に伴い、北海道札幌市へ移住。高校卒業後は浪人生活を経て多くの職に就く。24歳の時に片道切符でバンコクへ向かい、長期滞在中に日本人ジャーナリストと知り合って戦場カメラマンとなる。以後、ボスニア・ヘルツェゴビナなど戦火の中を駆け回る。西原氏とはアマゾン取材への同行を契機に結婚に至るが、’03年離婚
西原理恵子[サイバラリエコ]
漫画家。64年11月、高知県高知市生まれ。武蔵野美術大学在学中に「ちくろ幼稚園」(小学館刊)でデビュー。現在は二児の母として家事や雑誌・新聞連載に大忙し
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
decomo
2
サイバラさんの本は結構読んだけど、カモちゃんの本は初めて。なかなかの駄メンズ。この方はこういう風にしか生きられるなかったんでしょうね。2019/12/02
mon
1
アルコールで体を壊し、家族を失った男の物語。弱さだなあ…と思う。弱いのがいけないとは言ってない。だけど、西原さんや子供達のの気持ちを慮ると、また…2024/11/27
アン・シャーリー
1
とてもよかった。時期としては離婚して、那覇に行ったり血吐いて緊急入院したりしてるころで、アル中閉鎖病棟に入る前なので、『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』の前か。2022/07/01
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
1
再再再再再再再再再再読ぐらい。自分がダメのどん底にまできてようやくカモちゃんに優しくなれた。でも、女に甘えることでしか愛情表現できない男はやっぱダメっす。2014/08/31
タメタメ
0
この人達のかいてるものは、なんとなく、こっちが人間を、優しさとか繊細さとか、何かを忘れそうな時に、忘れたくなくて読む感じが個人的にはあります。 だから逆に、読んでて、そんなに生身で居らんでも.... 自分が辛いし、周りにも迷惑かけるし とも思ってしまう。 2016/05/06
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