内容説明
智勇兼備の武将・直江兼続が上杉家家訓を体現した義と愛に満ちあふれる16のエピソード。
目次
兼続の台頭と愛の兜
直江兼続と御館の乱
七年がかりの新発田重家討伐
秀吉に愛された男
直江状にこめられた意地
家康追撃断念
越後奪還計画
石田三成との義
才知にも優れた智将・兼続
かぶき者・前田慶次の厚き信頼
減封処分と上杉家への忠誠
最後の大勝負・大阪冬の陣
米沢大改革
お船と育んだ愛
閻魔大王に出した嘆願書
上杉家存続をかけた養子縁組
忠孝と義
著者等紹介
童門冬二[ドウモンフユジ]
1927年10月19日、東京都に生まれる。東京都に入都し、知事秘書・広報室長・企画調整局長・政策室長を歴任。1979年に退職し、作家活動に専念する。1960年には『暗い川が手を叩く』で第43回芥川賞候補に。小説・ノンフィクションの分野で作品を数多く発表し、歴史小説も多数。組織と人間をテーマに講演活動も精力的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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