内容説明
どこかにしまったまま、忘れていた大切なもの昭和40年代。季節に抱かれた家族の情景。百瀬義行(スタジオジブリ)が繊細な水彩で描く淡くなつかしい、おもひでのぎょうじ。
目次
其の1 春の章(ひな祭り(3月3日)―ひいな 紙の人形からはじまった
花祭り(4月8日)―お釈迦様の誕生日 ほか)
其の2 夏の章(七夕(7月7日)―天空のロマンスを想い、晴れを願う
土用の丑の日(7月上旬~8月中旬)―「う」のつくもの食べて暑気払い ほか)
其の3 秋の章(お月見(9月中旬~10月初旬)―“月のうさぎ”のやさしい気持ち
お彼岸(9月23日前後)―真西の夕日に極楽浄土を想う ほか)
其の4 冬の章(すす払い(12月13日)―ススワタリの住みかを大掃除
ゆず湯(12月23日前後)―無病息災を願う“湯治” ほか)
著者等紹介
百瀬義行[モモセヨシユキ]
高畑勲監督作品「災垂るの墓」(’88)でのレイアウト・作監補佐を機に、スタジオジブリへ。以後、「おもひでぽろぽろ」(’91)「平成狸合戦ぽんぽこ」(’94)で絵コンテ作画を担当。「ホーホケキョ となりの山田くん」(’99)では演出として新たな映像表現を作り上げ、「ギブリーズepisode2」(’02)で劇場作品初監督を務めた
柳原一成[ヤナギハラカズナリ]
近茶流宗家、「柳原料理教室」主宰。儀礼文化学会常任理事。近茶流は、確かな包丁さばき、季節感をふまえての材料の吟味、盛りつけの風情、器や膳組における様式美の表現に重きをおく、茶心を配した料理道。江戸料理研究の第一人者として日本料理の指導にあたる一方、自ら野菜を育て、魚を釣り、日本全国の食材を訪ねてまわるなど、食材そのものへの研究にも力を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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