内容説明
死者の魂で動く巨大ロボット「ロマンガロン」。多摩地区に次々と襲いかかる破壊ロボの目的は?「ロマンガロン」の真の正体は?分断された日本社会を舞台に繰り広げられる異次元SF少年漫画!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
内島菫
16
敵がどこからやってくるのかわからなかったのが「エヴァンゲリオン」だったが、本書では味方=ロマンガロンがどこからやってくるのかわからない(一応、死者の国からということになっているが)。というか、ロマンガロンが味方なのか敵なのかもよくわからない。人々の記憶や記録においても、ロマンガロンの出現時期や立ち位置は曖昧に変化してゆく。チームカトレアの隊長が「全てが中途半端で終わってる気がする」と述べているが、こうした状況は実はとてもリアルでもある。2021/04/19
アズル
10
月刊漫画ガロの流れをくむ青林工藝舎の一冊。ただひたすら、ロマンガロンがかわいいです。登場人物たちも、いい加減にダメな人ばかり。色々と謎が多いのですが、どれもこれも謎を解明していません。正しくガロ・イズムを感じます。まどのさんのマンガをもっと読みたくなりました。2021/06/10
プロムナード
3
「俺達が死んで300年くらい経ってみないとわからない話かもしんないぜ」2021/08/11
緑虫@漫画
1
★★★☆2021/09/13
サマンサ田端
1
登場人物紹介のページでカウンターをくらった。 そして読み進める内に、キャラクターに妙にリアリティを感じた。2021/08/09