感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
v&b
2
競艇と死屍累々、眠気と死屍累々など。繰り返し読みたい魅力あり、なるほど面白いと思った。2019/11/13
kao
2
ガロはやはり読みましたねぇ〜。昔勤めていた老舗書店の食堂に持ち寄り図書があって変な本がたくさんあったのですがその中に『木造モルタル王国 ガロ20年史』もあったんですね。 「ちょっと在庫整理してきま〜す」とタバコを忍ばせ食堂へ行って読みふけっていたという事を思い出しました(笑)蛭子さんの漫画はその当時も今もやっぱり面白いです。人のグニャリとしたにっちもさっちもいかない感情を笑い飛ばしてしまえばいいじゃないか!悩んでも仕方ないし!と明るいネガティヴになれます。(笑)カオスですね。2016/12/10
若
1
シニカルでパンキッシュ。それでいて何も考えていないような、絶妙なバランス感覚。蛭子さん見る目が変わる位に面白かった。2020/07/08
なやら
1
短編集。どの話も「気に入らなかったら殺せばいいじゃないか、しょうがないよ」というような世界観。とはいえブッ飛んでるという感じはせず、みんな、ホントのトコロ一皮剥けばそんなもんなのだろうなあ、と妙に合点がいく。 殺したくなければ殺したい奴から離れないといけないし、殺されたくなければ殺されるような振る舞いを避けないといけない。 実際起こる殺し/殺されの解像度も、なんと言うか、案外そんなに精密なものでもなく、あっけないと言うか、蛭子さんの画のように、けっこう荒い(?)ものだと思うのですよ。2017/03/25