出版社内容情報
世界初! 猫が作った俳句絵本!!
猫だってなかなかやるらしい。
四季折々の世界を猫の目から見て俳句にしたらどんな感じ?
人間の皆様に代わり猫が俳句を詠んだつもりになって
著者が代筆してみる、という、
絵も俳句も実にシンプルながら、
実はとっても手の込んだ俳句絵本。
時間の流れも赴く感情も猫そのもの。
猫になって楽しんで下さい!
内容説明
世界初、猫が作った俳句絵本。
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
新地学@児童書病発動中
117
猫が読んだ俳句で「ねこはい」。(実際は南さんが詠んだものですが。笑。)。ユーモラスな猫の絵がキュート。おっさんのような猫もいて、笑えた。句の方もユーモアたっぷりでクスリとする。「はととった こともあったな いまはむり」など。「ゆきだるま いつあっても むくち」のように詩情を感じる句もあって、そういったものが好みだった。 2015/01/19
吉田あや
85
「わがはいは ビールのすきな ねこである」。ついお酌をしたくなる、人生の悲喜こもごもをかわいい頬にふっくらと含むねこ先生。本を開くと沢山の個性豊かな猫ちゃんたち。生い茂る葉に透ける夏の陽、一面の猫じゃらし、青空に浮かぶ白い月、満開の桜と真黒なカラス。猫のいる景色から世界を見渡すと、途端に時間はとろりと進む速度を変える。自然と猫との四季の目線が優しく温かで、みかんを食べながらのんびり過ごした、なんでもない幼き頃の一日が心に浮かんで手のひらがぎゅっとなる。(続↓)2019/02/19
ぶんこ
82
猫にビールで「ねこはい」は猫にハイボール南さんのエッセイかと思っていたら、猫が俳句の「ねこはい」でした。 イラストの猫が伸坊さんらしくて、いかにもおじさんぽいところも愛らしい。 そして俳句と猫がお似合いとも気付きました。 5-7-5って、猫っぽい。 我が家の猫もうなっていそう。 2016/01/20
みかん🍊
77
猫を詠むのでなく、猫目が俳句を作るので「ねこはい」わがはいはビールのすきなねこである、イラストが愛嬌があってひょうきんで可愛くてほのぼの癒される、「たつくりははにくっついてたべにくい」がなんか好き、季節折々の猫俳句いいです。💕2019/12/08
馨
65
この本、好きです^^シンプルな本なのですが、それがとても良かったです。猫が猫目線で俳句を詠んだら?!俳句も素晴らしくて、上手だと思います。猫の絵もキュートでした。2016/05/15