感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫陽花
4
小説のような読後感がたまらない。私のページをめくる手が速すぎたのかもしれないが、漫画なのに曖昧で「わからない」感覚がとても心地よく、小説だと逆に知りすぎてしまうのかもしれない。この作品が手元にあることが、とても幸せなことだと思える。また時間をおいて、ゆっくりと、1ページずつ大切に読み進めたい。長野まゆみさんとお仕事されるの納得だ…まゆみさん同様、私にとって鳩山さんが憧れの存在であるのだと強く感じた1冊でもありました。ずっとずっと大事にしたい。私もこんな風に作品が作れたらいいのに…まず知識がたりないのかなぁ2020/04/15
みみみん
1
青い時代、青い頃に見る青に目眩がします。2021/04/09
rinakko
1
再読。2018/12/06
椿櫂
1
鳩山さんは夏の少年たちのお話が多い気がします。少年たちの服装がお洒落で十台後半くらいの頃、似ている服を探して着ていたりしました。この作品集は特にお気に入りで、何度も読み返しました。2016/06/09
オシャレ泥棒
1
再読 兄が通っていたリンデン坂のスクールに藍晶石を奪還しに行く諫山と友人の鷲見。青い秒針が刻むはずだった時間。サンドウィッチに記された夏休みの記憶。/高みへと凧を飛ばす少年と紙鳶の邂逅。/ディアボロ独楽、ジャイロスコープ・トップ、万華鏡、マーブル玉…楽しい玩具。/「青菊」という渾名を持つキヨソネ。杏利は青い菊を夢想する。眠らない電照菊。被せ綿祭りの夜に千切られた青い菊は少年の首のようだった。2015/08/08
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