感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Akito Yoshiue
9
今号も未訳のムアコック作品が読めるのがうれしい。高原英理『帝命定まらず』がとても良かった。2022/06/28
5〇5
3
今回の特集はサロメです。サロメと言えば男の生首を持つ画が思い浮かびますね。テーマは運命を狂わせるおんなたち。誘惑者としての「ファム・ファタル(宿命の女)」です。印象深いのはラフカディオ・ハーンの新訳「雪女」でした。3ページの掌編ながらその美しい凄みにおののきました。2024/01/14
あーしぇ
1
編集長よりご恵贈いただいたNLQ29号、読了しました。ジョアン・アンダートン「ファウストという名の猫」、高原英理「帝命定まらず」が自分好み。さらに、メアリー・シェリー「邪視譚」を読むとギリシアへ行きたくなり、アメリア・エドワーズ「サロメの話」ではヴェネツィアに行きたくなる。というか、どこかへ行きたい。ありがとうございました。2022/08/09