内容説明
アウトバーンにも時代の波が押し寄せている。その変遷の背景と論理。わが国がその手本としたドイツのアウトバーンの現在に至るまでの歴史を振り返る。
目次
ドイツの道路行政の中心的組織
1949年時点の状況
戦災瓦礫の処理と新たな道路行政の仕組み―1949‐1954
新たな一歩と道路網形成の時代―1955‐1961
旅客・貨物交通とモータリゼーション―1962‐1972
時代を画した石油危機:交通量の増大、国土開発と環境問題―1973年から80年代初期
強まる交通部門の規制緩和の傾向―1982‐1989
ドイツ民主共和国(旧東ドイツ)の道路
90年代:ドイツの再統一と東西国境の開放―1989‐1999
欧州の統一交通計画の展開
まとめ
現況と展望
補説―ドイツの道路整備の歴史的背景と展開
著者等紹介
杉山雅洋[スギヤママサヒロ]
流通経済大学理事・早稲田大学名誉教授
中田勉[ナカダツトム]
公益財団法人高速道路調査会前審議役兼総務部長。現ハイウェイ・トール・システム株式会社監査役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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