感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aki
1
読み終えて「いいんか、それで」と思わず叫んじゃった「シレールの魔女」。予定調和を裏切る予想外の展開がよいですわ。どっちがいい女か、考えたら当然の選択かも。遠い過去でもなく、遠い未来でもなく、フランス中世の架空の地方を舞台にした幻想譚を収録。怪獣映画(映画じゃないけど)の元祖ともいうべき、中編「イルーニュの巨人」の迫力を堪能。住民や聖職者を蹴散らしていく行軍シーンに胸がスーッとします。教会にたたきつけられた聖職者の残骸が、いつまでも残っているのもよし。翻訳が少ないのが残念。傑作は、あらかた訳された?2021/08/04
ハイランス
0
クラーク・アシュトン・スミス作品のベストコレクション第3弾で13本の短編を収録。 架空の中世フランスをイメージしたアヴェロワーニュ地方が舞台のファンタジー短編を収録。TRPGであるD&DモジュールX2アンバー家の館(Castle Amber)の原作ともなっていて、ファンにはおすすめの作品。今のファンタジーに問題なく通用する内容なのに、原著が1930年代に書かれていたとは驚き。2024/11/03
ゆーじん
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今回は中世フランスがモチーフだけあり、オーソドックスな内容の作品が多め。2022/06/19
0_7
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どの話も面白い。生真面目な若者や修道士が邪な者達に籠絡されていく様が楽しい。2021/03/03
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