出版社内容情報
海外の怪奇幻想小説から、傑作を選りすぐり、
一流の翻訳で、ホラー愛好者に贈るナイトランド叢書。
第3期第4回配本は、
世界の滅亡と再生を壮大に描く、幻想文学の金字塔!
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誰かいるか?
誰かいるか?
――呼びかけても、答える声はない。
ただ一人の生存者が旅する死の世界……
邪恋と功名心に駆られ、北極点を目指すアダム。
だが、何処からか毒の雲が立ち昇り、地上の動物は死に絶えた。
ひとり死を免れたアダムは、孤独と闘いつつ世界中を旅する。
生存者を求めて――
異端の作家が狂熱を込めて物語る、
世界の終焉と、新たな始まり。
M・P・シール[エムピーシール]
著・文・その他
南條 竹則[ナンジョウ タケノリ]
翻訳
内容説明
邪恋と功名心に駆られ、北極点を目指すアダム。だが、何処からか毒の雲が立ち昇り、地上の動物は死に絶えた。ひとり死を免れたアダムは、孤独と闘いつつ世界中を旅する。生存者を求めて―。異端の作家が狂熱を込めて物語る、世界の終焉と、新たな始まり。
著者等紹介
シール,M.P.[シール,M.P.] [Shiell,Matthew Phipps]
1865年、西インド諸島モントセラットに生まれる。20歳で渡英し、教師、通訳などの職業のかたわら小説を書く。1895年、短篇小説「ユグナンの妻」で小説家としてデビュー。以降、数々の怪奇幻想小説や冒険小説、『紫の雲』(本書)をはじめとするSFの先駆的作品を手掛ける。1947年歿
南條竹則[ナンジョウタケノリ]
1958年、東京に生まれる。東京大学大学院英語英文学修士課程修了。小説家、英米文学翻訳家。1993年、『酒仙』で第5回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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榊原 香織
Kouro-hou
ふるい
ハルバル
gibbelin