ナイトランド叢書<br> 紫の雲

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ナイトランド叢書
紫の雲

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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784883753369
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

海外の怪奇幻想小説から、傑作を選りすぐり、
一流の翻訳で、ホラー愛好者に贈るナイトランド叢書。

第3期第4回配本は、
世界の滅亡と再生を壮大に描く、幻想文学の金字塔!
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誰かいるか?
誰かいるか?
――呼びかけても、答える声はない。

ただ一人の生存者が旅する死の世界……

邪恋と功名心に駆られ、北極点を目指すアダム。
だが、何処からか毒の雲が立ち昇り、地上の動物は死に絶えた。
ひとり死を免れたアダムは、孤独と闘いつつ世界中を旅する。
生存者を求めて――

異端の作家が狂熱を込めて物語る、
世界の終焉と、新たな始まり。

M・P・シール[エムピーシール]
著・文・その他

南條 竹則[ナンジョウ タケノリ]
翻訳

内容説明

邪恋と功名心に駆られ、北極点を目指すアダム。だが、何処からか毒の雲が立ち昇り、地上の動物は死に絶えた。ひとり死を免れたアダムは、孤独と闘いつつ世界中を旅する。生存者を求めて―。異端の作家が狂熱を込めて物語る、世界の終焉と、新たな始まり。

著者等紹介

シール,M.P.[シール,M.P.] [Shiell,Matthew Phipps]
1865年、西インド諸島モントセラットに生まれる。20歳で渡英し、教師、通訳などの職業のかたわら小説を書く。1895年、短篇小説「ユグナンの妻」で小説家としてデビュー。以降、数々の怪奇幻想小説や冒険小説、『紫の雲』(本書)をはじめとするSFの先駆的作品を手掛ける。1947年歿

南條竹則[ナンジョウタケノリ]
1958年、東京に生まれる。東京大学大学院英語英文学修士課程修了。小説家、英米文学翻訳家。1993年、『酒仙』で第5回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

68
奇書ですねー。SFか幻想か。 妙な北極探検からどうなっていくのかと思ったら。 ラブクラフトが高評価 私は山尾悠子さんの本で知ったのだけれど。 南條先生、翻訳者泣かせと書いてありましたが、訳はいい感じでした2023/05/01

Kouro-hou

28
今回初翻訳の終末SF(1901)。翻訳の噂が出ては消えていた物件なので感謝です。舞台は1900年か、名誉と賞金をかけた北極点一番乗り争いに主人公アダムの姿も。本来探検隊の補欠だったのだが、主人公彼女が正隊員を毒殺。「私の為に行け」とけしかけられる不穏案件。案の定北極点で大変な事になり、「紫の雲」に覆われて人類絶滅した世界を生存者を探してまわるというお話。世界の惨状たるや行単位で死体ゴロゴロの勢いで、主人公の行動も段々常軌を逸してきます。百頁以上世界死体巡り&廃墟紀行だしな! その後の展開は賛否分かれそう?2018/12/15

ふるい

12
ふぅ…サクッと読めるかなと思ったらなかなかにボリューミーでした笑 主人公が北極に行って戻ってきたら俺以外人類滅亡状態で、そこから世界中まわって火つけるくだりが長くて長くて…(こういうの好きな人は好きだと思います)。レダが出てきてからやっと物語が動き出した感じ。彼女をただの白痴美的に描かないのは好感がもてる。全体的にはけっこう満足。2019/03/13

ハルバル

9
傑作とは言い難く評価が難しい。北極圏に近づいた人間の傲慢への代償のように、紫の雲によって人類は主人公アダム一人を残して滅亡。彼が幼少期から二つの相い争う声を聞くという設定から世界は「黒」と「白」(善と悪)が対立し合う場であり、その声に翻弄されるように、世界彷徨の末に街を焼いたり自分は世界の君主だという誇大妄想に駈られて宮殿を作ったりする。とにかく「なぜそうなる!?」の嵐。新たなイヴとなるレダに出会ってからはくっつくくっつかないでグダグダと。この部分をラヴクラフトが評価しなかったのももっともである。2019/12/03

gibbelin

5
大傑作!死体が起き上がったり襲ってこなくても、ゾンビ物の正統は失われない。 インフラ(を維持する人)が壊滅した世界で汽車や船や自動車 を駆使する主人公が少年漫画的に見えたり、「可愛い売春婦のように(130p)」なんて比喩 が読めてしまう自分にドキリとすることもできる。 美少女が登場してから死体の活躍が減るので、そこのところは残念ではあるにせよ、ドワーフの王様のような格好をしていた主人公が、俺ってイギリス紳士に戻ったんと違う?みたいなあたりとか、楽しくて楽しくて。。 2019/01/25

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