TH Literature SERIES<br> 翼のジェニー―ウィルヘルム初期傑作選

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TH Literature SERIES
翼のジェニー―ウィルヘルム初期傑作選

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784883752416
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

思春期を迎えた、翼のある少女の悩み事とは?――

あの名作長編「鳥の歌いまは絶え」で知られる
ケイト・ウィルヘルムの初期から、
傑作と名高い表題作のほか、未訳中篇など8篇を厳選。

ハードな世界設定と幻想が織りなす、未曾有の名品集!

翼のジェニー(訳・佐藤正明)
決断のとき(訳・安田均)
アンドーヴァーとアンドロイド(訳・安田均)
一マイルもある宇宙船(訳・安田均)
惑星を奪われた男(訳・増田まもる)
灯かりのない窓(訳・増田まもる)
この世で一番美しい女(訳・伊東麻紀)
エイプリル・フールよ、いつまでも(訳・尾之上浩司)

解説/尾之上浩司

ケイト・ウィルヘルム[ケイト ウィルヘルム]
1928年、オハイオ州に生まれる。1956年のデビュー以来、SFを中心に、ファンタジー、ミステリなどを数多く発表。1977年、長篇『鳥の歌いまは絶え』でヒューゴー賞、ローカス賞を共に受賞。『カインの市』『クルーイストン実験』『杜松の時』(以上、サンリオSF文庫)などの長篇のほか、短篇も数多く邦訳され、本書表題作「翼のジェニー」はことに高く評価されている。創作活動のほか、小説家志望者のためのワークショップの運営もしている。

伊東 麻紀[イトウ マキ]
小説家。著書に『〈ブラック・ローズ〉の帰還』ほか多数。

尾之上 浩司[オノウエ コウジ]
英米文学翻訳家、評論家。訳書にマシスン『ある日どこかで』ほか多数。

佐藤 正明[サトウ マサアキ]
英米文学翻訳家。翻訳作品にヴァンス「ミール城の魔法使」ほか多数。

増田 まもる[マスダ マモル]
英米文学翻訳家。訳書にマコーマック『ミステリウム』ほか多数。

安田 均[ヤスダ ヒトシ]
英米文学翻訳家、ゲーム・クリエイター。訳書にプリースト『逆転世界』ほか多数。

内容説明

思春期を迎えた翼のある少女の悩み事とは?―傑作と名高い表題作のほか未訳中篇など8篇を収録。ハードな世界設定と幻想が織りなす未曾有の名品集!

著者等紹介

ウィルヘルム,ケイト[ウィルヘルム,ケイト] [Wilhelm,Kate]
1928年、オハイオ州に生まれる。1956年のデビュー以来、SFを中心に、ファンタジー、ミステリなどを数多く発表。1977年、長篇『鳥の歌いまは絶え』でヒューゴー賞、ローカス賞を共に受賞。創作活動のほか、小説家志望者のためのワークショップの運営もしている

伊東麻紀[イトウマキ]
小説家

尾之上浩司[オノウエコウジ]
英米文学翻訳家、評論家

佐藤正明[サトウマサアキ]
英米文学翻訳家

増田まもる[マスダマモル]
英米文学翻訳家

安田均[ヤスダヒトシ]
英米文学翻訳家、ゲーム・クリエイター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くさてる

23
SFとファンタジー短編集。冒頭の「翼のジェニー」がなんとも可愛らしくロマンチックなおとぎ話的な短篇で、ぐっと引き付けられました。「灯かりのない窓」「アンドーヴァーとアンドロイド」の寓話ぽさも好ましいし、「この世で一番美しい女」の絶望的な幻想味も美しい。そして内容を完全に理解したとは言いづらいものの、いちばん面白かったのは「エイプリルフールよ、いつまでも」でした。良かったです。2020/09/05

ニミッツクラス

22
16年の税抜2400円の初版を読了。本書はナイトの奥さんでもあるケイトの短編集で8編を収録。著者の作品はこちらで一編、あちらで一編と気付かぬうちに読めるけど、日本オリジナル(本邦初訳4編)で、編んでくれて感謝至極。話に聞いていた“一マイルもある宇宙船”はこういう内容だったのか。とある航宙種族は侵略された過去をトラウマに持ち、自分たちの情報を一切漏らしたくない。ところが地球人と精神感応で繋がってしまい…彼らのとった手段とは…。表題作はアンソの方の「たんぽぽ娘」で既読。翼でも尻尾でも書いた者勝ち。★★★★☆☆2020/06/08

アルビレオ@海峡の街

22
「鳥の歌いまは絶え」を読んで以来、ずっと気になっていたウィルヘルム。彼女の新刊が今の時代に出るとは!しかも読みたかった「翼のジェニー」をはじめとする初期・中期の短篇集なんて嬉しすぎる。わりと爽やかストレートな表題作は元より「決断のとき」「灯かりのない窓」あたりも好み。最後の中篇「エイプリル・フールよ、いつまでも」も「鳥の歌~」に通じる様な感じで印象に残った。まだまだ未訳が埋もれているみたいなので、ぜひ次もお願いします。2016/11/20

小太郎

16
中々読む機会がないケイト・ウィルヘルムの短編集。ウィルヘルムというとどうしても幻の名作(サンリオ文庫だったからね)「鳥の歌いまは絶え」を思い出してしまいますが、この8篇の作品は彼女らしいSFプラス抒情性のある幻想的な味付けでした。どちらかというとイギリス幻想小説を読んでいる気にさせられます。今でもそんなに古い感じはしないで楽しめました。2020/09/21

すけきよ

13
古い恐怖小説を精力的に刊行してくれている書苑新社/アトリエサードによる新叢書(になるといいなぁ…)が、まさか、ケイト・ウィルヘルムの短編集とは!たくさん訳されてるわけでもなく、「たんぽぽ娘」のような注目をされたわけでもないのに、渋いところを攻めてきたなぁw ジェンダー系と受け取れる作品が多いのは事実だけど、同時に『トワイライトゾーン』的触感が残る作品も多い。お気に入りは「翼のジェニー」「惑星を奪われた男」「この世で一番美しい女」「エイプリル・フールよ、いつまでも」2016/10/17

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