SLAの作成法―サービス・レベル・アグリーメント

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  • サイズ A5判/ページ数 172p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784883732524
  • NDC分類 336.17
  • Cコード C3004

内容説明

SLAの内容は事業要件や対象とするITサービスにより大きく異なるので、SLAを策定する上で共通した質問を多く聞く。プロジェクトの設立はどのようにしたらよいのか。SLAの策定方法が分からない。サービスレベル目標はどうやって決めればよいのか。SLAの維持、管理はどう行うのか、等々。本書は、これら疑問点への参考になるべく、SLAを導入した先行企業の成功事例を中心にSLA策定のポイントを解説したものである。

目次

第1章 SLAはなぜ必要なのか(ITサービスマネジメントとSLA;SLAの効果)
第2章 SLAとは何か(SLA/SLMの位置付け;SLAとは)
第3章 SLA策定への取り組み(SLA策定計画の考え方;SLA策定ステップについて ほか)
第4章 SLA策定手順(ステップ0 要件整理・現状調査;ステップ1 サービスメニュー作成 ほか)
第5章 事例から学ぶSLA策定の勘所

著者等紹介

古川博康[フルカワヒロヤス]
ユニアデックス株式会社。サービス事業における多彩な経験を生かし、現在ITサービスマネジメントファシリテータとして活動中。1970、日本ユニバック(現日本ユニシス)入社。1975、メインフレームハードウェア全国サポート担当。1994~、オープン系サービスデザイン・サービスサポートを担当。1999、テクニカルサポート部長、D社コンピュータMVSサービスデザイン。2000~02、ネットワーク&オープンシステム全国サポート部長。03、MSP商品企画・開発、TCOツール開発。04、ITIL主管、SLA策定コンサルタント、SLMツール導入コンサルタント、itSMF Japan,SLA分科会会員。05、ITILプロセス適用コンサルタント、SLA策定コンサルタント、ユニシス研究会ITILファシリテータ。06、ISO/IEC2000コンサルタント、ITILプロセス適用コンサルタント、SLA策定コンサルタント。07、ISO/IEC20000コンサルタント、ITコーディネータ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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SLAとはサービスレベルアグリーメントの略であり、ITサービスの委託者(顧客)と提供者(プロバイダ)との間にて、提供されるITサービスの内容と品質基準などを明確定めた合意文書である。そのため、SLAはサービスメニューごとサービスレベルの明確化・サービス管理指導の明確化・サービスメニュー単位のサービスコストの可視化と適正料金の導出があり、IT資源の再配置や事業収益の増大に繋がる。実施手順からITILへ繋がり、それがISO/IEC2000に繋がる。SLMのPDCAやSLRなどはこれから覚えていくと思っている。2015/09/17

牧神の午後

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若干手順レベルが抽象的な記載になっているが(まぁ、具体的な手順は売り物にするノウハウでしょうが)、SLAを作成する際の留意点がコンパクトにまとまっている。他社のモデルを参照せずに自社なりのものを作れ、が筆者の主張だが、理想はそれとしてやはり敷居が高いと思われる。と言う場合には、JEITAの「民間向けITシステムのSLAガイドライン」あたりが参考になる。2010/11/18

Toru Fujitsuka

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仕事に必要な知識だ 良くまとまっていて判りやすい 実践できるかがポイントだと感じた2019/06/26

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