内容説明
SQL2003では、時代の要請に従って、オブジェクト指向の拡張、マルチメディアデータの格納基盤の提供、さらなるリレーショナル機能の強化を目指している。また一方で、応用指向の観点で情報統合環境の構築基盤としての開発が進められたのも大きな特徴である。本書では、このような目的のもとで開発されたSQL2003を体系的に解説する。
目次
第1部 はじめに(SQL標準化の開発経緯;SQL2003の概要)
第2部 基本部分(9075‐1,2,3,4)(フレームワーク(9075‐1)
基本部分(9075‐2)
コール・レベル・インタフェース(9075‐3)
ストアド・ルーチン(9075‐4))
第3部 応用部分(9075‐9,10,13,14)(外部データ連携(9075‐9)
Java連携(9075‐10,13)
XML連携(9075‐14))
著者等紹介
土田正士[ツチダマサシ]
1983年4月、株式会社日立製作所システム開発研究所に入社。データベースマシンRDSPの研究開発、リレーショナルデータベース管理システムHiRDBの研究開発を経て、2000年10月から、ビジネスソリューション事業部にて、ビジネスインテリジェンスシステムBusinessBrainの研究開発、電子フォームシステムEUR Formの研究開発、2003年10月から、電子フォームシステムの事業プランニング及びデータベース関連研究開発に従事。同社、ソフトウェア事業部先端ミドルウェア開発部担当部長。情報処理学会情報規格調査会SC32(データ管理及び交換)専門委員会幹事及びWG3(SQL)小委員会委員。ISO/IEC JTC1/SC32 WG3(SQL)日本代表。JIS SQL原案委員会WG1(SQL)委員。情報処理学会データベースシステム研究会(DBS研)幹事。芝浦工業大学非常勤講師
小寺孝[コテラタカシ]
1987年4月、株式会社日立製作所入社。リレーショナルデータベース管理システムXDM/RDのSQL言語設計に従事するとともに、NTT社及び参加各社によるMIA共同研究にてMIA第1版のデータベース言語仕様の開発に参画。同社、ソフトウェア事業部DB設計部主任技師。情報処理学会情報規格調査会SC32/WG3(SQL)小委員会オブザーバ。ISO/IEC JTC1/SC32 WG3(SQL)日本代表。JIS SQL原案作成委員会WG1(SQL)委員
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