内容説明
職務よりひとに焦点を当てた人事マネジメント行う日本企業でなぜ、ジョブ型雇用はなぜ取り入れるべきなのでしょうか。いかに取り入れると付加価値を高め生産性向上につながるでしょうか。それにはどのように運用すればよいでしょうか。人事領域の多様な経験を持つ著者が、分かりやすく解説します。
目次
第1章 日本企業の生産性の現状(世界に比べて低い日本企業の生産性;「集団決定」により疲弊する日本企業の職場―多すぎる会議 ほか)
第2章 メンバーシップ型雇用とジョブ型雇用(日本独特の雇用スタイルであるメンバーシップ型雇用;日本型労働慣行(終身雇用・年功序列・ゼネラリスト育成)の限界 ほか)
第3章 ジョブ型人事制度の設計・導入方法(ジョブ型人事制度における重要な要素(職務記述書と職務評価)
職務記述書のフォーマット ほか)
第4章 日本企業でジョブ型制度を定着させるためのポイント―失敗の4つの要因と、落とし穴にはまらないための5つのポイント(日本企業がジョブ型制度導入時に陥りやすい落とし穴;落とし穴にはまらないための5つのポイント)
第5章 ジョブ型制度を通じた生産性の向上事例(グローバル企業A社―複雑なグローバル組織の組織能力向上;日本企業B社―職務の明確化による無駄な会議・プロセスの削減 ほか)