出版社内容情報
対話型研修の導入は、単なる知識やスキルの移転ではなく、気づきと行動変容を生み、社員を育成する場にすれば、研修からやらされ感をなくし、研修が楽しく活性化されたものになるでしょう。
対話型研修の導入をきっかけに、受講者の満足度が上がり理解が深まります。eラーニングなどを用いた知識習得型の学びと、対話による自己内省をともなう対話型研修は全く違います。対話型研修では、お互いの考え方・捉え方を交換することで固定観念を壊したり、新しい知識やスキルの使い方を具体化できたりするからです。
本書は、社内に対話型研修を導入したいと考えている教育担当者の方、経験の少ない社内講師、事業部の中での教育担当者、後継者育成をしようとしているベテラン講師の方々向けの一冊です。
第1章:なぜ対話型研修なのか
・社内研修の悩みでもある「やらされ感」をなくす
・「気づき」とは「捉え方の変化」
・対話型研修で実現できる「捉え方の転換」 ほか
第2章:研修設計の技術
・対話型研修の基本フレーム、事例紹介
・テキスト作成の方法と標準化 ほか
第3章:ファシリテーションの技術
・講師の心構えと技術
・計画通りにいかない「その場」の対応 ほか
第4章:場づくりの技術
・件数開始前の場づくり ・受講者の学習意識を高める
・集中力を持続させる ・緊張にのみこまれない
・伝え方を磨く ・質問に対応する ほか
島森 俊央[シマモリトシオ]
著・文・その他
内容説明
双方向コミュニケーションによって「やらされ感」をなくし、参加者の「気づき」を促す対話型研修とは。その設計方法に加え、研修の「場を活性化」させるため講師が身に付けておきたいファシリテーション技術を解説。
目次
第1章 なぜ対話型研修なのか(集合研修のメリット;社内研修の3類型 ほか)
第2章 研修設計の技術(対話型研修の基本フレーム;対話型研修設計の流れ ほか)
第3章 ファシリテーションの技術(対話型研修のファシリテーションとは?;「対話型研修の講師」の心構え ほか)
第4章 場づくりの技術(研修開始前の場づくり;アイスブレイクで場をほぐす ほか)
著者等紹介
島森俊央[シマモリトシヒサ]
株式会社グローセンパートナー代表取締役。上智大学理工学部卒。出光興産株式会社に入社。その後、独立系コンサルティング会社の株式会社日本経営システム研究所にて人事コンサルタントとして活躍。2007年取締役に就任。2008年株式会社グローセンパートナーを設立。一部上場企業から中堅・中小企業、ベンチャー企業に至るまで、職場活性化・管理職クラスの教育研修・人事制度導入を通して、クライアントの業績向上と社員活性化の実績を多く残している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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