出版社内容情報
近年、女性の仕事意欲が高くなり、企業経営者の女性の経営者の登用、活用機会の拡大についての関心も高まってきました。しかし、企業の管理職以上に占める女性の割合は10%程度にとどまっているのが現実で、先進諸国の中でも遅れをとっています。
特に長年にわたり築き上げられてきた組織風土や仕組みを変えて、女性社員の活躍推進に取り組むには、企業の経営戦略の一環としての位置づけ、コア人材として活躍できる女性社員の層の厚みを増していくことが重要であり、その実態の調査として第7回目の「コア人材としての女性社員育成に関する調査」を実施しました。
本書は、その調査結果をもとに、前年に引き続き、女性のコア人材育成の現状と課題をとりまとめたものです。
・経営戦略としての女性人材の活躍推進状況
・経営トップの行動と管理職の意識改革
・コア人材としての女性社員の育成・能力開発
・企業経営と女性人材の活用への視点
・(参考資料)単純集計・クロス集計・自由記述、など
日本生産性本部 生産性労働情報センター[ニホンセイサンセイホンブセイサンセイロウドウジョウホウセンター]
目次
第1章 調査の概要
第2章 調査結果の分析(女性人材を支援する人事制度の実態;経営戦略としての女性人材の活躍推進状況;経営トップの行動と管理職の意識改革;コア人材としての女性社員の育成・能力開発)
第3章 企業経営と女性人材の活用への視点(働き方改革が進む中での女性活躍推進;推進のスピードをどう上げるか―全社的な取り組みのすすめ)
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