内容説明
臨・兵・闘・者・皆・陳・列・在・前!悪鬼、怨霊、魑魅魍魎うず巻く平安の闇を切る、安倍晴明たち陰陽師の妖しの物語。
目次
其の一 晴明妖異譚(酒呑童子―『御伽草子』大江山絵詞より;呪詛返し―『宇治拾遺物語』巻第二の八より;遍照寺の蛙―『宇治拾遺物語』巻第十一の三続より;式神―『宇治拾遺物語』巻第十一の三より ほか)
其の二 陰陽師奇譚(地神―『今昔物語集』巻第二十四の十三より;夢占―『今昔物語集』巻第二十四の十四より;見鬼―『今昔物語集』巻第二十四の十五より;穴ふたつ―『宇治拾遺物語』巻第十の九より ほか)
著者等紹介
黒塚信一郎[クロツカシンイチロウ]
東京生まれ。『今昔物語』の挿絵に魅了されて以来、古今東西の古典に通じ、文学研究を開始。難解だと思われているものを平易な形にすべく、新しい視点の考案に常に取り組んでいる
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