内容説明
本書では、文化資料をWebで共有するために知っておくべきこと、知っていた方がよいことについての基本的な考え方をまとめ、それらについて具体的な近年の情報技術に即しながら紹介する。
目次
第1章 「デジタル世界に伝える」とは
第2章 デジタル世界への入り口
第3章 利便性を高めるには?
第4章 デジタル世界に移行した後、なるべく長持ちさせるには
第5章 可用性を高めるための国際的な決まり事:IIIFとTEI
第6章 実際の公開にあたって
第7章 評価の問題
第8章 研究者の取り組みへの評価の問題
著者等紹介
永崎研宣[ナガサキキヨノリ]
一般財団法人人文情報学研究所主席研究員。1971年生。筑波大学大学院博士課程哲学・思想研究科単位取得退学。博士(関西大学・文化交渉学)。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所COE研究員、山口県立大学国際文化学部助教授等を経て一般財団法人人文情報学研究所の設立に参画。これまで、東京大学にて人文社会系研究科人文情報学拠点非常勤講師及び情報学環特任准教授、国立国会図書館研究員(委嘱)、国際日本文化研究センター客員准教授、東京文化財研究所客員研究員、沖縄県立芸術大学附属研究所共同研究員、国立国語研究所共同研究員等、各地の大学研究機関で文化資料のデジタル化と応用についての研究支援活動を行ってきた。学会関連活動としては、情報処理学会論文誌編集委員、日本印度学仏教学会常務委員情報担当、日本デジタル・ヒューマニティーズ学会議長、TEI Consortium理事等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。