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出版社内容情報
知識基盤社会において,知識を求める人間と文献とを仲介する図書館員の役割はこれまで以上に重要視されなければならない。
本書は,図書館員による利用者の情報要求の把握に関する理論研究と実践研究を扱った論考を中心に,図書館の基本的特性とその社会的意義,図書館情報資源のもつ特性,さらには利用者の主体的学習を支援する利用者教育に関する理論と実践についての論考を,三部構成全15章にまとめた。
目次
Ⅰ部 図書館と情報資源に関する論考
1章 図書館サービスの公益に関する考察
2章 文化資源と図書館の機能に関する考察
3章 認識論的権威としての図書館情報資源に関する考察
4章 情報探索者が捉えたインターネット環境における情報源としての図書館および図書館員の特性
Ⅱ部 レファレンスサービスに関する論考
5章 レファレンス・インタビューにおける情報ニーズの認識レベルと表現レベル
6章 レファレンス・インタビューにおける利用者モデル
7章 質問応答過程と情報ニーズのレベル
8章 情報要求における無意識の機制に関する理論と図書館サービスへの応用
9章 デジタル環境におけるレファレンスサービスモデル:大学図書館を中心に
10章 デジタル環境の進展による図書館と利用者との関係の変容:レファレンスサービスの仲介的機能の展開を中心に
11章 公共図書館におけるレファレンスサービスの動向と課題
12章 米国の研究図書館におけるレファレンスサービスの動向と新たな情報リテラシーの枠組み
Ⅲ部 利用者教育に関する論考
13章 米国の大学図書館における利用者教育の理論化の動向
14章 大学図書館における利用者教育と情報探索能力
15章 利用者支援モデルと情報専門職の役割
目次
1部 図書館と情報資源に関する論考(図書館サービスの公益に関する考察;文化資源と図書館の機能に関する考察;認識論的権威としての図書館情報資源に関する考察;情報探索者が捉えたインターネット環境における情報源としての図書館および図書館員の特性)
2部 レファレンスサービスに関する論考(レファレンス・インタビューにおける情報ニーズの認識レベルと表現レベル;レファレンス・インタビューにおける利用者モデル;質問応答過程と情報ニーズのレベル;情報要求における無意識の機制に関する理論と図書館サービスへの応用;デジタル環境におけるレファレンスサービスモデル:大学図書館を中心に;デジタル環境の進展による図書館と利用者との関係の変容:レファレンスサービスの仲介的機能の展開を中心に;公共図書館におけるレファレンスサービスの動向と課題;米国の研究図書館におけるレファレンスサービスの動向と新たな情報リテラシーの枠組み)
3部 利用者教育に関する論考(米国の大学図書館における利用者教育の理論化の動向;大学図書館における利用者教育と情報探索能力;利用者支援モデルと情報専門職の役割)
著者等紹介
齋藤泰則[サイトウヤスノリ]
1958年2月栃木県に生まれる。1980年3月慶應義塾大学文学部図書館・情報学科卒業。1992年3月東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。2005年4月より明治大学文学部准教授。2008年10月より明治大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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