目次
第1章 パイプオルガンの起源と変遷(オルガンの起源をたずねて;三種類のオルガン;ルネッサンス時代のオルガン;バロック時代のオルガン)
第2章 バッハの黄金期から現代まで(バッハが使用したオルガン;十八世紀後半のオルガンの傾向;十九世紀のロマンティックオルガン;現代のオルガン)
第3章 オルガン演奏台の諸装置(演奏台―手鍵盤と足鍵盤の諸形式;各種ストップとその音色、音量、音高;演奏補助装置のいろいろ)
第4章 オルガン演奏技法入門(オルガン演奏の歴史的性格と特色;アクションの機能と演奏技法;鍵盤と調律法;ストップのスケール)
第5章 オルガニストと演奏(作品演奏;伴奏と合奏;即興演奏;日本のオルガニスト教育;演奏楽派)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃこ
4
先日、パイプオルガンの演奏会に行った際「ストップリスト」を頂いたのだが、リストの内容が全く分からず、パイプオルガンの仕組みを知れば分かるかも…と手にとった本。パイプオルガンの歴史と仕組み、演奏法に加え、代表的なオルガンの写真も掲載。 パイプオルガン奏者向けに書かれているらしく、専門用語が多く素人には難しい内容だった。が、仕組みや歴史に加え、他の鍵盤楽器との違いも分かり、この楽器の奥深さと複雑さに驚いた。演奏者のたえまない努力と知識と技術に敬服。また演奏会に行きたくなった。2014/03/27
オットー
1
ちょっと分かりづらい解説書。オルガン奏者ならば理解し易いと思うが、まったく知らない人が読むには不親切。写真は載っているが写真上の部位を指示して説明されていないので理解しづらい。2012/10/20
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