感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロビン
20
ベルギーの詩人エミール・ヴェルハーレン(1855-1916)が長年連れ添った愛妻マルトに捧げた愛の詩集。日本でも高村光太郎らにより紹介された。3度ノーベル文学賞の候補に名前が挙がったが、不慮の列車事故により生涯を閉じる。この「時の三部作」は詩人が40代~50代の頃に作られた詩であり、中高年の夫婦が老いや死を見詰めながらも強い信頼と深い愛情で結ばれている様子が、バラやダイヤモンドなど自然界の風物を象徴主義的に用いた美しい詩句で紡がれていて、静かに胸を打つ。「愛に生きる人は永遠に生きる」と詩人は歌う。2020/11/26
ぽちこ
2
中高年の愛の詩は珍しくて、とても心に沁みました。優しくて深い。これから何度も繰り返し読んでいきたいです。
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