目次
1 鉄砲から見た和時計
2 秘伝が残した謎の空白
3 泰平の世が支えた時計の伝播
4 和洋の混淆がもたらす美と技
5 真鍮がもたらした複雑機構
6 機構に命を吹き込んだぜんまい
7 陽と火と鐘と
8 授時簡から生まれた尺時計
9 船時計と船磁石
10 扇風機と万歩計
11 和時計と科学
12 和時計の終焉
著者等紹介
澤田平[サワダタイラ]
昭和10年5月8日、大阪市にて出生。近畿大学法科・関西医療学園を経て、現在澤田整骨院院長。本業の傍ら、愛知・三河の砲術師の末裔として長年式砲術と古式銃の研究に取り組む。一方、自宅に残されていた元禄期の和時計を修理した際、その精密なメカニズムに驚き、古い文献を頼りに独学で製作を始める。昭和・平成唯一の和時計の製作・復者。堺鉄砲研究会主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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