目次
第1章 校内研究を変えた3つの出会い(伊藤功一「校内研修」との出会い;ラウンドスタディとの出会い ほか)
第2章 学びカフェの誕生(佐藤由佳)(「学びカフェ」とは;「学びカフェ」誕生の経緯 ほか)
第3章 校内研究「個人課題」のもつ力―これからの青葉を見通す(より良い校内研究を求めて;教師の同僚性と学び合い ほか)
第4章 子どもの“内発的”自発性と“ともに学ぶ場”を、公教育として創り出す(はじめに―ある地域の公立小学校からの発信;子どもの存在自体から考える ほか)
著者等紹介
伊東大介[イトウダイスケ]
東村山市立青葉小学校主幹教諭(2010年度より、校内研究担当)。東京学芸大学教職大学院修了(1期)。京都大学大学院教育学研究科E.FORUM会員
佐藤由佳[サトウユカ]
2009~2018年度東村山市立青葉小学校勤務。現東京都公立小学校主任教諭。東京学芸大学教職大学院在学中(14期)
山本由紀[ヤマモトユキ]
東村山市立青葉小学校指導教諭(外国語)。東京学芸大学教職大学院修了(8期)
三石初雄[ミツイシハツオ]
福島大学、東京学芸大学、帝京大学を経て東京学芸大学(名誉教授)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひさちゃん
11
「進んで学ぶ教師の下に、進んで学ぶ子供が育つ」は、第4章最後のコラムに、校長が記載したタイトル。まさに、進んで学ぶ教師の姿がこの本に書かれていて面白かった。どこの学校でも、先生たちがワクワク学んでいてほしい…と思う。2022/12/17
あべし
3
大変貴重な内容であったように思う。教師が「主体的対話的で深い学び」のできる集団となれば、子どもたちにとってこれほど幸せなことはない。このような組織にしていくことこそ、研究主任の役割なのではないか、と思った。 今回学んだことは主に3つ。 1.校内研究が自分事となるよう仕組み化すること。 2.仕組み化することで次の「教師の学べない理由」が解消される。 ①きっかけがない②学び方が分からない③学び続けられない(仲間がいない) 3.方法としては次の3つが有効とされる ①個人研究②ラウンドスタディ③学びカフェ2023/08/18
Arick
2
都内の小学校の校内研究の詳細な記録。 記録と言っても客観的なものではなく、その中心となった3人の教員がどんな思いで、どんなことを感じながら研究をすすめていったのかが、詳細に書かれている。 また、3人の文章には、数多くの同僚が実名で書かれ、さらにその人たちの文章も添えられている。 分かりやすくやり方がえがかれている本では無くて、息遣いが聞こえてくるような本だ。それこそが大切なんだと気付かされる。やり方の移植ではうまくいかないんだよなあ。2022/03/28
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