目次
第1編 世紀末の現代的構図(問題としての「現代」―ミレニアムと神秘主義・非合理主義;近代合理主義の行方と「現代」の文明論的境位)
第2編 自然認識の現代的地平(自然の階層構造について;科学的方法論の現代的地平―複雑系の科学・システム論・サイバネティックスを探る;物理学的認識における相対的なものと絶対的なもの;ゼノンの逆理の新考察―マクローリンの論文に関連して)
第3編 環境理論への現代的反省(環境概念を問う;「環境」概念と主体―客体の弁証法;環境問題と人間中心主義―ロックの自然法理解を中心に)