目次
雪の造形(降雪;冠雪;着雪;雪球;雪捲り;雪紐;雪輪;巻き垂れ;雪崩;風雪模様;融雪模様;虫眼鏡の中の雪)
氷の造形(氷紋;結氷・針状結晶;鏡氷;御神渡り;飛沫水;氷柱;霜柱;氷河;霜;ダイヤモンドダスト・霧氷;粗氷;樹氷)
著者等紹介
片平孝[カタヒラタカシ]
日本写真家協会会員。1943年宮城県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いつでも母さん
118
表紙に誘われて。雪・ゆき・ユキ・Yuki・・四季のある日本。雪にも色々ある。全てを覆い隠して雪・・真白き世界。雪からの手紙とある。ポストに積もった雪にホッコリ。福島吾妻小富士の雪兎もいい。風雪模様の波状雪が見せる幾何学模様にも惹かれる。樹氷も雪からの贈り物だ。冬には雪が似合う。2018/01/05
どあら
29
図書館で借りて読了。とてもいい写真絵本でした😊 先日愛知県でも少しだけ雪が振り積もり、ワクワクしました🤩2021/12/29
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
25
様々な雪の姿の写真と、雪を表す言葉の本。雪国北海道に住んでいますが、紹介されている全てを見たことはありません。窓ガラスについた凍れで雪の結晶が見えるのは日常ですが(笑)融雪模様の紹介で、木の輻射熱で雪が溶けだし、雪室の違いで雪層が段々になるところは、いつも見るたびに「生きているんだ」と感じます。2022/01/19
ヒラP@ehon.gohon
23
雪の様々な風景に、自然の遊び心を感じました。奥が深い写真絵本です。2022/02/20
Natsuko
22
図書館イベント棚より。勉強本の後はゆったり眺められるような一冊を。雪の結晶はどれひとつとして同じ形はないと知り、本当にこれは神々の遊びだと。写真家の著者は、隙間から手を伸ばせば雪の結晶を受け止めることができるテント小屋で、雪との「一期一会」を味わっている。ため息が出るほど美しい写真を楽しむのはもちろん、著者の日々に想いを馳せるのがたまらない。2022/02/21