内容説明
初夏の雨灑ぐ渓谷の森、長い歳月を培ってきた太い幹、光を透く翠の葉の先々を、明るく光る水の韻きの中に撮らえた写真集。
著者等紹介
深水佳世子[フカミカヨコ]
本名:今井佳世子。愛知県生まれ。名古屋大学文学部英文学専攻卒業。日本画・水墨画に親しみ、また、“深水佳世子”のペンネームで、“水”と生命をテーマのひとつに短歌を詠んできた。そのペンをカメラに替え、漠々とした天地のはざまを巡る水や、この水環境の中でつつましく生きとし生けるものらを、それらを包み込む空気感・湿気感とともに撮影している。2004年「日本フォトコンテスト」誌The Works欄において、「恬淡とした晴れやかさ」「翠韻抄」を発表する。2007年「風景写真」誌において、総合1位グランプリ、及びプリント部門年間最優秀作家賞と「日本フォトコンテスト」誌において、ネイチャーの部年度賞の3賞を同時受賞する。日本写真協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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