内容説明
怪談で有名な「のっぺらぼう」。でも、実は「のっぺらぼう(無顔)」こそが人類本来の姿だったのだ。人類が無顔だったころには世界が平和だったが、そこに「顔」が現れてから争いがおこるようになった…。ちょっとブラックな児童SF文学の傑作!碧天ファンタジー文学賞出版化奨励作。
著者等紹介
末長正陽[スエナガマサヒロ]
1961年7月7日生まれ。宮城県古川市出身、在住。1996年、『ぼくはざしきわらし』で第一回みくに児童文学コンクール第一部入選
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