内容説明
占領軍政府の全権を担っていたマッカーサー元帥。その指令を実行するために、実に多くの米国人が働いた。彼らはなぜ、昨日まで敵国だった日本の再建に多大なエネルギーを費やすことができたのか―。実際に日本駐留経験のある米国人7人にインタビューを敢行。海を渡った若き米国人たちの、当時の熱い思いが伝わる貴重な一冊。英語原文付き。
目次
1 オズボーン・ホーグ
2 シャーウッド・M・ファイン博士
3 ジョン・アーサー大佐
4 カーメン・ジョンソン
5 テッド・マクネリー博士
6 リチャード・フィン博士
7 ジェイコブ・ヴァン・スターヴェレン博士
著者等紹介
十河新作[ソゴウシンサク]
1929年東京生まれ。東京大学農学部卒業。ジェトロでニューヨーク、ロサンゼルス駐在、海外PR部長、国際交流部長、理事など歴任。1990年に退職後、米国コロラド州デンバーに移住。非営利団体Sogo Wayを設立し、日米理解促進活動に従事
十河万千子[ソゴウマチコ]
1942年山形県鶴岡市生まれ。山形大学教養学部卒業。山形放送、オーストラリア国営放送(メルボルン)、日本ケーブルテレビジョン勤務を経て株式会社エム・ツー設立。国際コミュニケーションのコンサルティング業務に従事。夫と共に1990年デンバーに移住。Sogo Wayの事業運営に当たる。1999年死去
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