内容説明
彼女は私の愛と哀しみの―人生の―すべてであった。ともに生き、喜びも悲しみもともに分かち合ってきた最愛の妻へ、万感の思いを込めて綴られた、詩篇一巻。
目次
あなたの名
恋
睡蓮
紫陽花
ぼくが書かなかったら
愛するあなたと
ぼくのちいさな器は
憧れ知るものだけが
ぼくの歌は
青春〔ほか〕
著者等紹介
大塚欽一[オオツカキンイチ]
1943年水戸市生まれ。医師。著書に『さらば、わが青春のアルカディア』(文芸社・2003、茨城文学賞小説部門受賞)、詩集に『非在の館』(思潮社・1994、茨城文学賞詩部門受賞)、『蒼ざめた馬―丸血留の賦』(同・2001、H氏賞・日本詩人クラブ賞候補)など。所属団体は日本詩人クラブ、日本現代詩人会、日本文芸家協会
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