内容説明
紀元前11世紀末、殷周革命によって箕子が遷った古朝鮮には、倭人の集団も居た…。天孫降臨、金印賜授、更には南米エクアドルの縄文遺跡にまで広がる倭人の足跡を追いながら、列島古代史研究の可能性を展望する。
目次
1 箕子操
2 古代への旅(日向峠;可也山 ほか)
3 アレナレ河(アレナレ河;堤上の墓 ほか)
4 最後の授業(最後の授業;ペンギンの話 ほか)
著者等紹介
兼川晋[カネカワススム]
1929年、広島県に生まれる。旧制五高を経て、54年、広島大学文学部を卒業。58年からテレビ西日本勤務(番組プロデューサー)。88年から九州芸術工科大学等の非常勤講師。―「倭国」を徹底して研究する―九州古代史の会元代表幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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