内容説明
子供が県立高校に入学して、教科書の記述に多数、誤りがあることに気付いた筆者は、担当の教師と話し合いを持ちたいと高校に申し入れた―教科書問題から始まって、高校にとって都合の悪い問題にはPTAは何の役にも立たないことを知った筆者はPTAを退会、PTAについて調べ始めた…。
目次
1 教科書の間違った記述を放置する教師たち―誤りの放置は生徒に悪影響を及ぼす(教科書の記述の誤りを知る;教科書の記述の誤りを放置してはならない)
2 公立高校はなぜ、PTAへの保護者の全員参加を強制するのか―教育庁・公立高校・PTAの癒着の構造(PTAは民主的な任意団体か?;PTAは、校長が操って保護者を管理する組織 ほか)
3 公立高校の部活動問題―事件・事故の根絶と、教職員の負担軽減のために(部活動の曖昧な位置付け;高校に隷属する部活動 ほか)
4 良い公立高校にするために―高校の管理から独立したPTA活動を(厳しさを増す学校教育を取り巻く環境;閉ざされた学校に保護者はどう関わるか ほか)
Q&A 早わかり公立高校とPTA(日本の教育環境は恵まれているの?;教科書検定制度は何のためにあるの? ほか)
著者等紹介
近藤邦明[コンドウクニアキ]
1957年、大分県別府市生まれ。1982年、大阪大学大学院工学研究科前期課程修了。工学修士(非線形鋼構造解析)。鉄鋼メーカーエンジニアリング部門勤務を経て、現在別府市で自営業。ホームページ“「環境問題」を考える”を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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