内容説明
“水俣病”研究の原点―未来への責任と施策を問う先駆的な報告書。資本の論理に対し安全の論理を構築。水俣病第一次訴訟を共同作業により理論面で支えたユニークな研究成果。解題・注を付して増補・新装版で刊行!
目次
第1部 水俣病の恐るべき実態(水俣病とはなにか―その医学的実態―;患者・家族の実態)
第2部 水俣病発生の因果関係(原因究明のあゆみ;メチル水銀化合物;水俣病発生のメカニズム)
第3部 水俣病におけるチッソの過失(「過失」とはなにか;チッソの企業体質;チッソは危険防止のための研究・調査を怠った;チッソは危険の発生を予見すべきであった;チッソは危険防止の措置をとらなかった)
第4部 加害者チッソの行動様式(チッソは原因究明を怠り研究を妨害した)
資料
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- 和書
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