内容説明
シモーヌ・ヴェイユ、レヴィ=ストロース、寺田寅彦、岡潔、宮沢賢治、五人の思想家をめぐる知の探究。
目次
第1章 シモーヌ・ヴェイユにおける代数と詩(詩と代数;マルクス ほか)
第2章 レヴィ=ストロースにおける新しい科学(哲学と科学;告白の科学 ほか)
第3章 寺田寅彦における俳諧と物理学(科学随筆;俳諧 ほか)
第4章 岡潔における数学と詩(数学者・岡潔;発見の喜びと情緒 ほか)
第5章 宮沢賢治における科学と宗教と詩(詩よりも科学;詩の中の科学 ほか)
著者等紹介
大嶋仁[オオシマヒトシ]
1948年鎌倉市生まれ。1975年東京大学文学部倫理学科卒、在学中にフランス政府給費留学生としてフランスに2年滞在。1980年同大学院比較文学比較文化博士課程単位取得満期退学。静岡大学講師、バルセロナ、リマ、ブエノスアイレス、パリで教えた後、1995年福岡大学人文学部教授。2016年退職、名誉教授。佐賀県唐津市で「からつ塾」の運営にも当たる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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