内容説明
ほっとかれへん!他人ごとやない!2011年3月11日、東日本大震災、福島第一原発事故。被災した子どもたちと過ごす「保養」の活動が全国で始まった。子どもたちを受け入れ泣き笑いを共にした関西各地の“おせっかいな”人々の10年の記録である。
目次
第1章 原発事故直後の混乱の中で(吹夢キャンプ―さまざまな思いを込めた「コミュニティ」;ゴー!ゴー!ワクワクキャンプ―傍観者ではいられない ほか)
第2章 子どもも大人も共に育っていく(たこ焼きキャンプ“福島の子どもを招きたい!明石プロジェクト”―キャンプのかなめは「子どもが決める」;びわこ☆1・2・3キャンプ―泣いた!笑った!育ちあった!びわこ☆1・2・3キャンプの373日 ほか)
第3章 保養がひらく新たなつながり(関西きんじょすくいの会―離れていても、ご近所のように気楽に助け合う関係を ペシャワール会にちなんだ人のつながり;たかつき保養キャンプ―保養でつながるご縁 地域と現地、そして人 ほか)
第4章 保養の形は一つじゃない(ゆっくりすっぺin関西―障害のある人もない人も「ゆっくりすっぺ」 未来の扉を開く歩み;公益財団法人京都YWCA―京都YWCAの東日本大震災被災者支援 ほか)
資料 いろんなことをもっとよく知るために