内容説明
だれだって強くなりたいよね。でもほんとうのつよさってなんだろう?ボクシングの元世界チャンピオンが子どもたちのこころにおくるメッセージ。
著者等紹介
黒田征太郎[クロダセイタロウ]
1939年大阪生まれ。画家・イラストレーター。米軍軍用船乗務員など多くの職業を経て、1969年、長友啓典氏とK2設立。1992年よりニューヨークにアトリエを構え、国内・国外で幅広く活動
鬼塚勝也[オニズカカツヤ]
1970年、北九州市小倉生まれ。1990年、全日本チャンピオン。1992年、WBA世界スーパーフライ級チャンピオン。同タイトルを5度防衛し、世界ボクシング協会より、スーパーチャンピオンと認定される。1994年、網膜剥離により引退。プロ戦績25戦24勝17KO1敗。LAに渡り保父のアルバイトをきっかけに絵を本格的に描きだす。1999年、福岡市にSPANKY・K SACRED BOXING HALLを開設。TBSボクシング番組では解説を務める傍らファッションデザインやアート活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
20
プロボクシングの元世界チャンピオンが語る、本当の強さは、決して争うことでは無いということ。粗削りな絵本ですが、説得力がありました。2023/02/15
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
支援学級(5年生1名、6年生2名)ブックトーク授業【冬休みにおすすめの本】 ボクシング元世界チャンピオンの鬼塚勝也さんの書かれた絵本。本当の強さって、力が強いことじゃないよね。2021/12/20
くり坊
12
【絵本】黒田征太郎:絵、鬼塚勝也:文、石風社:発行。WBA世界チャンピオンの鬼塚が絵本⁉︎と思って取り寄せてみた。黒田征太郎さんの絵は自分が子供の頃はよく見かけたけど、いまだに絵本の描き下ろし仕事されたりしているんだ、と、いろいろ感慨深い一冊。絵本の内容そのものは(「うんこでやっつけたぞ!」の箇所以外は)わりと想定内だったけれど、鬼塚さんの巻末の文が印象に残った。「相手との戦いに勝つことが、自分が変われる道であり強さの象徴だと信じていた。でも、勝っても、勝っても、変わることのないいつもの自分…」2014/10/01
雨巫女。
9
《書店》ボクシングの世界チャンピオンが描いた強さについての絵本。強さとは、力でねじ伏せるのではない。2014/09/25
あおい
8
黒田さんと元ボクシング世界チャンピオン鬼塚勝也さんが本当の強さについて描いた絵本。2020/09/14