ブルムカの日記―コルチャック先生と12人の子どもたち

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ブルムカの日記―コルチャック先生と12人の子どもたち

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  • サイズ B5判/ページ数 1冊(ペ/高さ 27cm
  • 商品コード 9784883442195
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

内容説明

ワルシャワ市クロフマルナ通り92番地、孤児院“ドム・シェロト”。かつて、ここにはドクトル先生と呼ばれたコルチャック先生、ステファ先生、そして200人の子どもたちが暮らしていました。200人の子どもたちの中には、この本の主人公であるブルムカをはじめ、銀色の魚の命を救ったジグムシ、まるで真っ暗な夜に明かりを灯すように上手にお話をしたレギンカ、自分の耳の中でえんどう豆を育てたポーラ、アリをいじめて“子ども裁判”にかけられたハイメク、ほうろうのおまるで石炭運びをした毛布ちゃんがいました。そしてネズミも住んでいて、いつも用意してもらった餌を食べていました。そんなこと全部をブルムカは日記に書きました。なんて書いていいのか言葉がみつからないときには、絵をかきました。でも、ある日、戦争が始まってしまいました…著者は、言葉と絵の中で事実とフィクションを結びつけることによって、その子どもたちに生き生きとした表情を与えています。

著者等紹介

フミェレフスカ,イヴォナ[フミェレフスカ,イヴォナ][Chmielewska,Iwona]
グラフィック・アーティスト。最も力を注いでいるのが、独学で習得した、自作絵本の創作。母国ポーランドで出版された本は少なく、その全てが、ドイツと韓国で出版されたものを、改めてポーランドで出版したものである。『ブルムカの日記』はドイツのギンペル出版が発行した作品。既に多くの賞を受賞し、なかでも重要な賞は、ミュンヘンの国際児童図書館より与えられたホワイト・レイブンス賞、そして、ドイツ児童文学賞へのノミネートである。主な受賞歴は「金のりんご賞」(2007年ブラティスラヴァ世界絵本原画展)、「ラガッツィ賞」(2011年ボローニャ国際絵本原画展・ノンフィクション部門)

田村和子[タムラカズコ]
札幌市生まれ。1979年より一年間、夫と子どもとともにポーランドのクラクフ市で生活。帰国後、東京でポーランド語を学ぶ。その後、東京外国語大学とクラクフ教育大学の研究生としてポーランドの児童文学を研究。現在、ポーランドの主に若者向けの小説を翻訳している。岩手県金ヶ崎町在住

松方路子[マツカタミチコ]
東京に生まれる。大学卒業後、ポーランド、クラクフのヤギェウォ大学へ留学。マギステル取得卒業後帰国。長野県内の美術館に勤務し現在にいたる。『ブルムカの日記―コルチャック先生と12人の子どもたち』が初めての(共)訳書(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

29
ノンフィクション絵本。コルチャック先生の[ドム・シェロト]孤児院の12人の子供たちを紹介。魚を川にかえしたジグムシ、病気でおさげを切ったレギンカ、毛布ちゃん、家具職人のアブラメク、最初は荒れていたハンナ、裁縫が上手な泣き虫アーロン、耳で豆を育てたポーラ、乱暴者のシーメク、足の悪いスタシェクは親切コンクールで一等賞、運動が得意なリフカ、子供裁判にかけられたのはリフカの弟ハイメク、日記を書いたブルムカは教師になりたい。先生は「子どもには、ありのままでいる権利、尊敬される権利がある」と言う。2018/05/27

mntmt

19
ワルシャワに”ドム・シェロト”という孤児院があったということ。そこに、200人の子どもたちが暮らしていたということ。そして、コルチャック先生…こんな素晴らしい教師がいたこと。今日、この絵本から知ることが出来た。2015/10/19

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

15
4年生ブックトーク授業 芽ぶっくのおすすめ本 最低2冊は読む宿題をだしたので、絵本中心に選書しました。(長いおはなしはちょっと…な子が多いので) コルチャック先生の孤児の家にいたブルムカという女の子に日記。自分も入れて12人の子どもたちのことを描いている。孤児の家(ドム・シェロト)には200人以上の子どもたちがいた。2019/12/11

Lesen

13
戦争で強制収容所に行くまでの孤児院の生活、日常。そして、コルチャック先生の教え、愛情。色々な個性的な子を一人一人受け止め、真摯に接している様子が良く分かる絵本。コルチャック先生の教えは子育てにも通じるものがあります。親の私の方が気付かされる事の多かった絵本。そして、特に「子供には、ありのままでいる権利、尊敬される権利がある」という言葉が特に印象に残りました。この後の出来事を思うと複雑な気持ちになります。そして、解説も良かったです。2013/07/27

ケニオミ

13
コルチャック先生と言えば、強制収容所での死を逃れることができたのにも係わらず子供達と一緒にガス室に送られた孤児院の先生とすぐに条件反射してしまいます。しかしお話は戦争が始まった頃で終わっていて、後味の悪い映画を何度も繰り返し見るようなことにならず良かったです。本書は教育学者としてのコルチャック先生の教えに焦点を合わせています。なかでも、表裏のない先生の「子どもには、ありのままでいる権利、尊敬される権利がある」という言葉には真実の鋭さがあり、私の心を貫きました。お薦めの一冊です。2012/12/15

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