内容説明
「死者の社会史」から「世間論」まで、ヨーロッパにおける「近代の成立」を鋭く解明しながら西欧的個と世間的日常に分裂して生きる日本知識人の問題に迫る、ポリフォニックな知のライブ。
目次
死者の社会史
中世賎民成立論―賎民と二つの宇宙
笛吹き男は何故差別されたか―中世絵画にみる音の世界
日常性と歴史―文化と文明について
ヨーロッパの個人と社会
ヨーロッパ中世における男と女
世間と個人―日本とヨーロッパの比較
アルブレヒト・デューラーの自画像について
感想・レビュー
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