内容説明
人と虫はどのように折り合ってきたのか。小さな生き物に接近、肉迫―人と虫が織りなす極彩世界を論究。
目次
第1章 害虫防除の民俗誌
第2章 食文化としての昆虫食
第3章 昆虫にかかわる美術工芸品
第4章 虫の文学~風刺と戯文
第5章 昆虫鑑賞~鳴く虫を楽しむ
第6章 ホタルの文化誌
第7章 虫のオブジェの魅力―カマキリの場合を例に
第8章 昆虫切手収集の楽しみ―昆虫切手収集案内
第9章 昆虫音楽の楽しい世界
第10章 映画(特撮・アニメ・実写)に登場する昆虫
著者等紹介
三橋淳[ミツハシジュン]
1932年、東京都生まれ。東京大学農学部卒業。農林省農業技術研究所昆虫科研究員、在外研究員(米国、フランス)、客員研究員(オーストラリア)を経て農水省林業試験場天敵微生物研究室長、1988年より東京農工大学農学部教授、1998年より東京農業大学応用生物科学部教授などを歴任。農学博士。日本応用動物昆虫学会、日本昆虫学会、生き物文化誌学会会員。著書に『昆虫食文化事典』(2012年、八坂書房)=毎日出版文化賞受賞、ほか
小西正泰[コニシマサヤス]
1927年、兵庫県生まれ。北海道大学大学院農学研究科修士課程修了。北興科学工業技術顧問、学習院大学、恵泉女子短期大学講師などを歴任。農学博士。日本ホタルの会理事、東京ホタル会議議長、日本アンリ・ファーブル会理事、日本応用動物昆虫学会、日本昆虫学会、博物学史協会(ロンドン)、生き物文化誌学会会員、2013年、没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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