内容説明
食・農の立て直しは「信頼関係」の連鎖から。共生の原理に立脚し、多様で持続的な関係性を強化。人間復権の地域自給圏を築き直す。
目次
序章 コミュニティ農業の価値と可能性を求めて
第1章 グローバル化で揺らぐ食の安定と安全・安心
第2章 関係性を土台にした資源循環サイクルを築く
第3章 農産物直売所はコミュニティ農業の牽引役
第4章 地域生態系に根ざし持続可能な農業へ
第5章 共生と提携を基軸にしたコミュニティ農業
第6章 CSA等に見る米欧の産消提携の取り組み
第7章 食農体験を積み重ねて―報告・農土香から
第8章 帰農・皆農の潮流とコミュニティ農業の形成
著者等紹介
蔦谷栄一[ツタヤエイイチ]
(株)農林中金総合研究所特別理事。1948年生まれ、宮城県出身。東北大学経済学部卒業後、71年、農林中央金庫勤務。農業部部長代理、総務部総務課長、熊本支店長、農業部副部長、96年7月、(株)農林中金総合研究所基礎研究部長、常務取締役を経て、2005年6月から現職。農林水産省農林水産技術会議研究分野別評価分科会委員(環境)、独立行政法人国際農林水産業研究センター顧問などを歴任。銀座農業政策塾世話人。早稲田大学等非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。