目次
第1章 健康な土壌は人にも環境にもやさしい(健康な体は健康な作物から;健康な作物は健康な土壌圏から ほか)
第2章 土壌動物は健康な土壌圏の立役者(土壌動物の働きを知る方法;土壌動物の分解活動 ほか)
第3章 ミミズは農業を支える土壌動物の代表(ミミズは土壌圏の技術者;ミミズの土づくり能力 ほか)
第4章 農業の担い手となる土壌動物の素顔と活動(土壌動物を探す;土壌動物はどのくらい、どこにいるのか ほか)
第5章 土壌動物を生かした土壌圏活用農業へ(土壌圏活用の必要性;土壌動物の多様性を高める意義 ほか)
著者等紹介
中村好男[ナカムラヨシオ]
1942年、静岡県浜松市生まれ。浜松商業高校、帯広畜産大学卒業。北海道大学大学院農学研究科農業生物学専攻修士・博士課程修了。農学博士。1970年、農林水産省草地試験場勤務。農業技術研究所(現在の農業環境技術研究所)を経て、東北農業研究センター畑地利用部上席研究官を務める。1976年から1年間、ヒメミミズ研究のためコペンハーゲン大学(デンマーク)に国費留学。ミミズの研究歴は30年余り。日本土壌動物学会、毛管浄化学会の会員。尾瀬総合学術調査団調査協力員、国際標準化機構ISO/TC190国内専門委員、SC4/WG2担当およびSC4/WG2主査などを歴任。愛媛大学農学部教授(作物学教室)、農業・生物系特定産業技術研究機構フェロー
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