内容説明
火の利用を覚えた人類は「明かり」にプラス、「暗がり」にマイナスの価値を与えた。油を燃やし、電気を起こし、世を光とモノで満たした。その結果として地球温暖化が生じた今日、「明かり」を落とし「暗がり」を見直そう!!
目次
「陰翳礼讃」の世界
火の利用が文明を生んだ
神がみと火
村むらと火
かまどと囲炉裏
たき火からろうそくへ
石油ランプとガス灯
白熱電球の誕生
水車から水力発電へ
戦前の家庭電化
灯火管制の夜
殿下生活へのあこがれ
「光る宿」テレビ
原発とエアコン
脱炭素への明かり改革
著者等紹介
前田啓一[マエダケイイチ]
1955年兵庫県生まれ。出版社勤務、在シカゴ日本国総領事館専門調査員などを経てフリーライターとなり、経済分野を中心に執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
稲岡慶郎の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Sakie
9
読む途中で「木綿リサイクル」の著者と気づいた。道理で、集めた情報の切り貼りである。著者ご本人は何の専門家でもない。ただ、火の発見から始まるエネルギーのエントロピー増大を現代の電力過剰消費につなげるところは上手い。この流れのいったいどこに人類が踏み止まれるポイントがあっただろうか。昔から学びつつ新しい暮らし方を生み出すことは、理性で考えれば可能だし、個人レベルではあり得る。しかし経済産業省も電力会社も、電力消費量を減らす方向性には全力で抵抗するだろう。今までもこれからも。私たちは、もう止まれない。2023/04/29
Go Extreme
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「陰翳礼讃」の世界 火の利用が文明を生んだ 神がみと火 村むらと火 かまどと囲炉裏 たき火からろうそくへ 石油ランプとガス灯 白熱電球の誕生 水車から水力発電へ 戦前の家庭電化 灯火管制の夜 殿下生活へのあこがれ 「光る宿」テレビ 原発とエアコン 脱炭素への明かり改革2021/11/14
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