猫と家族と院長と

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 46判/ページ数 135p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784883386383
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

京都の7人に1人が生まれる産婦人科専門病院。そこで院長が出会った家族たちの姿とは―。「家族で出産」をモットーに子育ての不安を吹き飛ばし、古都から子都を目指して少子化に立ち向かう提言書。

目次

第1章 家族誕生(レジェンドAさんと子どもたち;さりげなく、日々リクルート ほか)
第2章 わたしの家族(「教師になれ」と育てた父;大らかで面倒見のよい母 ほか)
第3章 気になる家族(命の現場としてできること;微妙な運命の分かれ道 ほか)
第4章 家族を考える(子育ては本能ではなく学習である;核家族で女性が変わった ほか)
第5章 家族を支えたい(わたしたちの少子化対策;社会みんなで子育てをする ほか)

著者等紹介

畑山博[ハタヤマヒロシ]
1960年、高知生まれ。京都大学医学部大学院修了後、同大学産婦人科助教として勤務。大学では、子宮内膜の分化と着床に関する研究に従事する。96年、足立病院6代目院長に就任。以来、「家族で出産」をモットーに立会い出産をすすめるなど、産婦人科病院の改革に乗り出し、不妊治療センター、小児科、子育て支援センターも併設。2010年8月に乳腺・乳がん治療を専門とする「沢井記念乳腺クリニック」、同年10月には、医療モール「京都メディカルガーデン シンフォニア御池」をオープン。2018年4月には「御所の杜ほいくえん」を開設した

岡田千夏[オカダチナツ]
京都生まれ、京都育ち。京都大学理学部卒業後、迷走期間を経て、ねこ絵描きになる。大人のための猫文学紙『ねこ新聞』にてイラストエッセイ「京ねこ日記」、猫雑誌『猫ぐらし』にてねこ漫画「5猫(にゃん)ぐらし」連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミーコ

35
エッセイとは知らず 猫がタイトルに付いているので 借りて帰りました。出産にまつわるお話で とても心に沁み入りました。出産と一言で言っても 決して同じ出産はない。それぞれの家族の形があるのですね。障害を持って産まれて来る赤ちゃんや 産まれて数ヶ月で悲しくも亡くなってしまう赤ちゃん。私も かなりの難産だったので 考えさせられるお話でした。第一段の本も読んでみたいです。2018/12/18

R

29
京都で長い歴史を持つ産科の先生のエッセー本。風変わりな高知県出身の先生が、なぜ京都の産科の院長となったのか、そしてそこで育まれる親子のちょっとしたお話だったり、京都ならではとも思える地の話だったりがつらつら書かれている。出産という一大事件についても、今と昔があって、進歩している部分と、変わらないところがあるといったほのぼのした話が読めた。2021/01/23

mihhok

0
偶然見つけたので借りてさくっと読んでみた。畑山先生の温かいところが伝わる良い本。2022/08/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12726715
  • ご注意事項

最近チェックした商品