内容説明
ロボカップ世界大会で優勝に導いた鉄工所のオヤジ「Team OSAKA」の初代監督。「下請け」をぬけ出す「横請け」の発想。
目次
第1章 鉄工所がロボットづくりの原点だった
第2章 ピンチのなかにこそチャンスの芽がある
第3章 「下請け」から「横請け」へ
第4章 中小企業がなければロボットはできない
第5章 「Team OSAKA」は毎日がドラマだ
第6章 勝たなくてもいいロボットづくりが始まった
第7章 未来のロボットは人の気持ちがわかるはず
第8章 中小企業はこう生き残れ!!
著者等紹介
赤澤洋平[アカザワヨウヘイ]
株式会社システクアカザワ代表取締役社長。1943年大阪府茨木市生まれ、近畿大学卒。1983年から2年間近畿大学理工学部非常勤講師を務める。1990年代表取締役社長(3代目)に就任。趣味はジャズドラムの演奏。中小企業にとっては厳しい不況が続くなか、人員整理をせず、横請け集団「G・A・Tグループ」を結成するなど、知恵を結集し、不況の波を乗り越えてきた。ものづくりを追求するなかで、ロボットと出会い、2004年ロボカップ世界大会に出場。「Team OSAKA」の初代監督を務め、初優勝の栄冠を勝ち取った。その後、勝たなくてもいいロボットづくりを始め、2006年には自社オリジナルロボット「PLEN」を誕生させた。ロボットの仲間たちからは「鉄工所のおやじさん」と、敬愛をこめて呼ばれている。1996年度「ベンチャービジネスコンペ大阪」大賞受賞、2003年大阪市「次世代RT産業創出研究会」委員、2004年次世代ロボット開発ネットワーク「RooBO」結成、同年大阪商工会議所「大阪活力グランプリ」を「Team OSAKA」で受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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