遊牧がモンゴル経済を変える日

  • ポイントキャンペーン

遊牧がモンゴル経済を変える日

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B40判/ページ数 177p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784883382781
  • NDC分類 332.227
  • Cコード C0095

内容説明

モンゴルが悩んでいる。新しい国づくりの中で、まさに市場経済化の波にのみこまれんとしている。遊牧を生業とし、人と社会を育んできたてきたモンゴル。再び遊牧が生み出す文化、経済を見直し、遊牧を中心とした新たな環境経済システムを必死で模索する。地球環境が貧するいま、注目の書。

目次

1部 市場経済化の一〇年の歩み(市場経済化移行期におけるODA;経済移行過程における成長と貧困)
2部 遊牧の市場経済化への試み(食肉流通革命・計画編;食肉流通革命・実践編)
3部 環境を保全する経済への挑み(モンゴルにおける森林資源の持続可能な管理)

著者等紹介

小長谷有紀[コナガヤユキ]
1957年生まれ。京都大学大学院博士課程修了。京都大学助手を経て、現在国立民族学博物館助教授。専門は文化人類学。学生時代に社会主義下のモンゴルへ留学し、以来、モンゴルの遊牧文化に関する研究を続ける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。