内容説明
黒川紀章の実弟でありながら、建築にとどまらず多彩に活動し続ける「東京のレオナルド・ダ・ヴィンチ」こと、黒川雅之。その日々のデザインワークが紡ぎ出す珠玉の言葉たちが、一冊にまとまりました。デザインを愛するすべての人を刺激する、ホンモノの人生哲学がここにあります。
目次
特殊な「自分」から出発してこそ、他者と本当に共感できる。
プロなら自分の意見でデザインしろ。
学ぶことと創作することの関係は「呼吸」なのだと思う。
秋らしくない秋に、日本の美意識を想う。
結局、建築もデザインも愛の問題か?
美を探して、人生を旅している。
DESIGNができないデザイナーは、designができない。
僕の写真は、物を撮っていない。
“底知れぬ不安”と“わき上がる命の力”の狭間で生きていく。
死んでしまった友人に会いたいと思う。〔ほか〕
著者等紹介
黒川雅之[クロカワマサユキ]
建築家、プロダクトデザイナー。1937年愛知県名古屋市に生まれる。1961年に名古屋工業大学建築学科を卒業、1967年に早稲田大学大学院理工学研究科建築工学博士課程を修了。同年、黒川雅之建築設計事務所を設立。以後、建築からプロダクトデザインまで、40年以上にわたり幅広く活動してきた。毎日デザイン賞、グッドデザイン金賞、独IF賞など受賞多数。MoMAをはじめ、美術館に永久保存されている作品も多数。2007年には、デザイン・製造から販売までを一貫して行う「株式会社K」を設立し、自らの作品を含めたプロダクトの販売を開始。DESIGNTOPE主宰、物学研究会主宰、ネクストマルニプロジェクトプロデューサー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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