内容説明
30年以上にわたり、国内外アワードの審査員を務め、世界のクリエイティブを熟知した著者が、社会を変え、人々を動かした事例を解説する。
目次
Prologue 公共広告をめぐる僕自身の履歴書―クリエイティブは“Think Public”の時代へ―
1 地球からのSOSにアクションを促す―環境問題とアニマルウェルフェア―(環境キャンペーン25年史。そこには時代も映し出されている;WWF2(WWFジャパン) ほか)
2 DE&Iクリエイティブの系譜―人権と公正、ジェンダー平等―(ダイバーシティは人権意識の向上とビジネス成長の交差点に育まれる;FEARLESS GIRL(SSGA) ほか)
3 健康に暮らし、安全に生きる―ヘルスケアとウェルビーイング―(だれもが気になる日常課題に寄り添う「映像」「アイテム」「仕組み」のデザイン;GLASSES(SINGAPORE TRAFFIC POLICE) ほか)
4 平和と自由をクリエイトする―報道、教育、文化創造―(平和な社会には自由な言論空間における「想像力と創造力」が欠かせない;WAR IS OVER!IF YOU WANT IT(JOHN LENNON & YOKO ONO) ほか)
著者等紹介
杉山恒太郎[スギヤマコウタロウ]
立教大学卒業後、1974年電通入社。東京本社クリエーティブディレクターとして活躍。1999年よりデジタル領域のリーダーを務め、インタラクティブ広告(ビジネス)の確立に寄与。トラディショナル広告とインタラクティブ広告の両方を熟知した数少ないエグゼクティブ クリエーティブディレクター。2005年取締役常務執行役員を経て、2012年ライトパブリシティへ移籍。2015年代表取締役社長に就任。国内外受賞多数。2018年第7回ACCクリエイターズ殿堂入り。2022年全広連日本宣伝賞「山名賞」を受賞
河尻亨一[カワジリコウイチ]
1974年大阪市生まれ。編集者、作家。雑誌「広告批評」を経て、現在はクリエイティブとジャーナリズムをつなぐ様々な活動を展開。2007年よりカンヌライオンズを取材するなど、海外動向にも詳しい。評伝『TIMELESS 石岡瑛子とその時代』で第75回毎日出版文化賞受賞〈文学・芸術部門〉。全国各地を巡回した「石岡瑛子 I デザイン」展では、TEAM EIKOのメンバーとして監修を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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