内容説明
ある広告を見たときに、瞬間的に「いい!」「面白い!」と感じるときと、「よくわからない」と感じてスルーしてしまうときがあります。心を動かされるかどうかのひとつの理由に文化があります。広告表現が、その文化で重視されている価値観に見事に訴えかけた場合は「いい」と思われ、そうでない場合はスルーされるか、場合によっては「悪い」と思われます。本書では、そのような文化的価値観が垣間見られる事例を取り上げ、異文化理解フレームによって読み解いていきます。
目次
第1章 ホフステードの6次元モデルとは
第2章 広告賞受賞作品を読み解く
第3章 グローバルチェーンのコミュニケーション
第4章 地域に根差す小売店のコミュニケーション
第5章 サービス・プロダクトに見られる文化差
第6章 社会課題・人権意識のムーブメント
著者等紹介
山本真郷[ヤマモトマサト]
富士フイルム・インドネシア社長。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了後、富士フイルムに入社。入社以来、20年にわたり海外マーケティングを軸に、インスタントカメラ「チェキ」の商品企画/グローバルブランディング、新規ビジネスの立ち上げから海外現地法人の経営まで、幅広い仕事に携わる。その間、海外(シンガポール、フランス、インドネシア)に10年以上駐在し、幼少期の欧米生活と合わせて6カ国で約25年を過ごす
渡邉寧[ワタナベヤスシ]
ホフステード・インサイツ・ジャパン代表取締役。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了後、ソニーに入社。7年にわたり国内/海外マーケティング(イギリス駐在含む)に従事後、ボストン・コンサルティング・グループに入社。メーカー、公共サービス、金融など、幅広い業界のプロジェクトに4年間従事。その後独立し、組織開発での企業支援を行う傍ら、ホフステード・インサイツ・ジャパンの経営に携わり、現在、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程で、文化とこころの問題について研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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リットン
takao
Waka
ととととと
はくいうさぎ